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自転車おでかけスポット~公園編~ 「駒沢オリンピック公園」

東京都世田谷区と目黒区にまたがる緑豊かな都立駒沢オリンピック公園。元はゴルフ場だった跡地が駒沢総合運動場として整備され、後に1964年開催の東京オリンピックの第二会場として全面改修。大会終了後、公園として一般公開されました。緑ある安らぎの場としてだけではなく、室内球技場、体育館、野球場、テニスコートなどの運動施設や、約2キロに及ぶサイクリングコース、ジョギングコースなどもあり、人々の心と身体を支えてくれる公園となっています。
園内には7:00からOPENしている「食」にこだわったカフェもあり、早朝から気持ちの良い時間をスタートすることができます。

【世田谷育ちの野菜をふんだんに使用した人気のカフェ MR.FARMER】




駒沢公園「西口」から入るとすぐ「美と健康は食事から」をテーマとしたカフェレストランMr.FARMER(ミスターファーマー)があります。平常時はレストランとして営業していますが、非常時には徒歩帰宅者など地域の方々への支援を行うことができる災害時支援機能を兼ね備えている心強いお店です。店外から店内に至るまで木や緑を存分に感じることができる空間、オープンテラスもあり店内の風通しも抜群。心地よい風を感じながら食事を楽しむことができます。「ヴィーガン」メニューもありますので気になる方は店員さんにお尋ねください。朝は7:00~OPENしているので贅沢な休日の朝を過ごすにも最適!お腹を満たして心も整えてから気持ちよく散走へ出発!なんてワクワクしませんか?(緊急時事態宣言等発令中の営業時間についてはお店にご確認の上お出かけください)

【サイクリングコースについて】



受付不要、無料で走行できる約2キロのサイクリングコースがあります。園内ではジョギングコースと平行して通行帯が区分けされていますが、途中サイクリング単独コースもあります。平坦な道が多いのでゆっくりと気持ちよく楽しめます。
コース内は一方通行になっていますので逆走しないように気を付けましょう。ペットや子供連れの家族も多いのでコース上では十分に気を付けてください。

【レンタサイクルについて】

サイクリングコースで使用できるレンタサイクルは2人乗りのタンデム自転車のみで大人用の一般車の貸し出しはありません。その他、小さなお子様(未就学児の方)のための練習場(チリリン広場、チリリンコース)での子供用自転車の貸出と、親子で楽しめる特殊4輪自転車(ファイミリーコースのみ走行可)の貸出のみとなっています。サイクリングコースを楽しむ場合は、ご自身の自転車を乗り入れるか、近隣のシェアサイクルなどでお楽しみください。より詳細な利用ルールや料金、貸出情報などは自転車貸出施設にてご確認ください。

【幼児子供用のサイクリング広場と練習コース・ファミリーコース】



チリリン広場:3歳までの幼児が自転車の練習をすることができるアスファルトの円形状広場で12インチと14インチの補助輪付き自転車を借りることができます。
チリリンコース:4~6歳の未就学児が遊ぶことができるコースです。14インチと16インチの補助輪有・無しと18インチの補助輪無しの自転車を借りることができます。
ファミリーコース:ご家族で楽しめるペアペアという特殊な4輪車をレンタルして専用コース内で乗ることができます。

【ストリートスポーツ広場】



この広場ではインラインスケート、そして今回の東京オリンピックの競技にもなっている、スケートボードと、小さな20インチ車輪の自転車でダイナミックな技を繰り広げるBMXを楽しむことができます。こういった機材が置いてある公園はとても少ないので、これらを楽しむ方たちの貴重な広場となっています。自転車や道具の貸し出しなどはありませんのでご自身でお持ちください。

【ユニークな形の運動施設】

駒沢オリンピック公園は1949年に開催された国民体育大会に向けて、ハンドボールコートとホッケー場が作られた後、1964年に開催された東京オリンピックに向けて陸上競技場、体育館、記念塔などが作られました。とても個性的な形をしている建築物がいくつかあるので興味がある方は色々と調べながらこれらの施設をまわってみるのもお勧めです。

オリンピック記念塔と体育館



駒沢オリンピック公園といえばシンボルマークとなっているのが中央広場に建っているオリンピック記念塔。この塔は来場者の交通を完成する目的で作られたもので、高さは50m!エレベーターは無いので、関係者は上まで階段で登ることを余儀なくされるのでしょう・・・(普段登ることはできません)。和を意識し、五重塔などの木造建築を模したとされ、鉄筋鉄骨コンクリート造でありながら日本の木造建築らしい見た目になっているとのこと。塔に向かって左手には半地下構造の体育館があり2階部分が中央広場とつながっています。この「中央広場」「記念塔」「体育館」は東京都芸術劇場を手掛けた芦原義信氏の設計です。

陸上競技場・屋内球技場



中央広場から記念塔を見て右手に位置する陸上競技場(写真左)は公園内で最も大きい運動施設で、中央広場側のみに白い花びらのような庇(ひさし)があるのが特徴的で、村田政真氏の代表策となった設計です。

記念塔を背に道路を隔てた向かい側には2017年にリニューアルされた鋼管アーチ架構が特徴的な屋内球技場(写真右)があります。羽田空港国際線旅客ターミナルや埼玉スタジアムなどを手掛けた梓設計による建築です。

園内には東京オリンピックメモリアルギャラリーもあり、前回の東京オリンピック聖火リレートーチなど競技に使われた用具に直接触れて重さを体感できたり、スポーツを体験、体感できたりするゾーンがあり世界の記録を身近に感じられる施設になっています。

見どころも遊びどころも満載の駒沢公園。ぜひ自転車で満喫してみてください!


▼ 都立 駒沢オリンピック公園
所在地:世田谷区駒沢公園、目黒区東が丘二丁目・八雲五丁目
入園料:無料(一部有料施設あり)
お問い合せ:03-3421-6431 駒沢オリンピック公園管理所(サービスセンター)
開園日:常時開園 ※サービスセンター及び各施設は、年末年始休業となります。※営業時間等はサービスセンターへお問い合わせ下さい。
アクセス:JR山手線「渋谷」から東急バス(田園調布行き)「駒沢公園東口」下車/JR山手線「恵比寿」から東急バス(用賀行き)「駒沢公園」下車/東急田園都市線「駒沢大学駅」下車 徒歩15分
駐車場:有(有料)

▼自転車貸出施設
お問い合せ:080-5898-5132
営業時間:9:00~16:30(貸出しは、16:00まで)
定休日    月曜日(但し、祝日にあたる場合は翌日)12月29日~1月3日
※10月1日(都民の日)が月曜日にあたる場合は営業し、翌日休み。

※緊急事態宣言等発令期間中の公園の開園、自転車貸出し施設の営業時間に関してはご確認の上お出かけください。

駒沢オリンピック公園



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